2024年の手帳情報がどんどんリリースされ始めています!
いろいろな手帳について調べていると、どんな手帳にしていいか迷うことってありますよね……
そこで今回は、「自分に合う手帳の選び方」について紹介します。
手帳に求める1つ1つの条件をクリアにしていくことで、自分にピッタリな手帳を見つけられるんです。
手帳好き20年のわたしが、毎回必ずチェックしている手帳の「目的」「仕様」「レイアウト」「サイズ」など、細かーい条件を紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、1年使い続けられる手帳を見つけてみてください!
非常に長いので、目次から見たいところまで飛んでください!
- 手帳の選び方|目的編
- 手帳の選び方|仕様編
- 手帳の選び方|レイアウト・フォーマット編
- 手帳の選び方|開始月・開始曜日編
- 手帳の選び方|サイズ編
- 手帳の選び方|紙編
- 手帳の選び方|カバー・デザイン編
- 手帳の選び方|手帳のメモ・おまけページ編
- 時には妥協も必要……
- 自分に合う手帳を見つけよう!
手帳の選び方|目的編
手帳を使う目的
目的を大きくとらえるなら
- ビジネスの予定
- プライベートの予定
- 趣味の予定
この3つが多いでしょうか。
もっと細かくしていくと
- 仕事の進捗管理
- 同僚の予定管理
- 自分用議事録
- 家事
- 育児
- 勉強(受験や資格試験など)
- ペット
- お金の管理
- 健康管理
- 美容(自分磨き)
- 日記
- 睡眠記録
- 読書記録
- 映画やドラマのレビュー
- 未来日記
- 推しの予定
- 占い
- 時事ネタ
などがあります。
自分がどんなことを手帳に書きたいのか、しっかり把握しておきましょう!
手帳に書いておくと便利なアイデアなど94種類紹介しています。
どんなことを書けばいいのか具体的に出てこない方は、こちらの記事も一緒に見てみてくださいね!
手帳に書く量はどれくらい?
手帳にどれくらい書き込むのかも、手帳選びには重要です。
まずはざっくりこの2択から選びましょう。
- 書く量が多い
- 書く量が少ない
書く量が事前にわかっていると、手帳の使わないページや、空白が出てきにくくなります。
ざっくりしたスケジュール管理がメインなら書く量が少なめ。
アポ多め・周りの進捗情報・ログメインでしっかり書くなら多め。
といった感じで、ざっくりでいいので書きたい量を把握しておきましょう。
1冊?2冊?
1冊使いがむずかしいなら、複数冊使いもオススメです。
仕事とプライベートの予定を別々の手帳で管理する手もありますよ。
こちらの記事で手帳を1冊にまとめるメリット・デメリットについて紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
「1冊だけでは厳しいかも?」という方は、複数冊の手帳を使うのもオススメです!
手帳の複数冊運用のメリット・デメリットはこちらの記事でチェックしてみてください。
手帳の選び方|仕様編
手帳の主な仕様は以下の4つです。
- 綴じ手帳
- システム手帳
- リングノート手帳
- 普通のノートにカレンダーシールを貼る
綴じ手帳
綴じ手帳はよく見かけるノートのような形状の手帳です。
綴じ手帳の中には、ご当地手帳や目的別手帳もあります。
京都に特化した「京都手帖」があったり、推し活に特化した「 推し活ライフ手帳」なんてものもあったりします。
目的が具体的にしっかり決まっているなら、特化された手帳もオススメです。
システム手帳
システム手帳はルーズリーフみたいなリフィルをバインダーに挟むタイプで、ちょっと大人な雰囲気があります。
すこし重たいという弱点もありますが、自分の好きなリフィルを入れて使えるので、他の手帳以上に自由度は高いです。
リングノート手帳
リングノート手帳で有名なのは、「Rollbahn(ロルバーン)」ですかね。
リングノートタイプなので、クルッとページを後ろに回しやすいです。
立ちながら手帳を書くことが多い方に、とくにオススメします。
普通のノートにカレンダーシールを貼る
普通のノートにカレンダーシールを貼って、自作の手帳を作るのも手です。
カレンダーシールを貼ることで、お気に入りのノートがスケジュール帳に変身します。
とくにお気に入りのノートがある人や、ノートのようにメモなど、ガシガシ使いたい人にオススメです。
手帳の選び方|レイアウト・フォーマット編
手帳の主なレイアウト・フォーマットは
- マンスリー
- 週間レフト
- 週間ホリゾンタル
- 週間ブロック
- バーチカル
- セミバーチカル(フリーバーチカル)
- 1日1ページ
- 1日2ページ
- ガントチャート
- メモがメイン
などです。
目的や用途で、どれにするかが変わってきます。
それでは特徴を見ていきましょう!
マンスリータイプ
マンスリータイプの手帳は、カレンダーのような月間ページがメインです。
基本的にマンスリーページだけで構成されています。
- 簡単な予定だけ確認できればいい
- 毎日短い簡単な日記だけ書きたい
- 薄くて軽い手帳がいい
- 持ち運びにも便利な手帳がいい
という方にはオススメです。
週間レフトタイプ
週間レフトタイプの手帳は、手帳を開いたとき、左側:週間ページ・右側:メモページという構成です。
左側の週間ページには、
- 毎日の予定をざっくりと管理
- 日記を書く
右側にはメモページもあるので
- 1週間のふり返り
- 仕事などのメモ
という使い方もできます。
ホリゾンタル・レフト手帳の使い方・アイデア・活用方法はこちら!
見開き2週間タイプ
見開き2週間タイプの手帳は、左右どちらにも週間ページがあります。
2週間分の予定などを見開きで確認できるので、非常に便利です。
- 仕事の進捗状況の確認をしたい
- メモはそんなにいらない
- 予定や日記も書きたいけれど、手帳が重くなるのがイヤ
そんな希望がある方に向いていると思います。
週間ブロックタイプ
週間ブロックタイプの手帳は、1日ずつブロック(マス)に分かれています。
1日ごとにブロックで区切られているので、
- 毎日の日記(3~5行くらいの)
- ファッションなどを記録
- 1日のタスクが少ない場合のToDoリスト
などを書き込むことができます。
バーチカルタイプ
バーチカルタイプの手帳は毎日が縦長で、時間軸が付いています。
1週間分を見開きで確認でき、予定を俯瞰しやすくなっています。
- アポが多い
- 時間を管理して動きたい
- 自分がこの時間何をしていたか記録したい
なら、バーチカルタイプの手帳がオススメです。
また、資格や受験勉強の際に、自分がどれくらい勉強したのかを目で見て把握できます。
成果を見える化したい方には、とくにオススメです!!
セミバーチカル(フリーバーチカル)タイプ
セミバーチカルタイプの手帳は時間軸のないバーチカルタイプの手帳です。
- 細かい時間軸は必要ない
- 1日の流れ・予定をざっくり書きたい(午前・午後に分けるなど)
- 縦軸で1週間を管理したい
セミバーチカルタイプの手帳は、バーチカルタイプの手帳より自由度が高いのが特徴です。
三分割して、午前・午後・夜の予定を書き込んだり、家族のスケジュールを書き込んだりできます。
1日1ページタイプ
1日1ページタイプの手帳は見開きで2日分になっています。
- 1日のスケジュールをキッチリ管理したい
- 毎日の仕事のメモとして使いたい
- シールやマスキングテープを貼ってかわいいページを作りたい
- 長文の日記を書きたい
できるだけ1冊の手帳に情報を集めたいときにもオススメです。
1日2ページ
画像引用元:1日2ページ手帳 hibino 2024| 2024年版 手帳・ダイアリー(スケジュール帳)|ミドリ オンラインストア
1日2ページタイプの手帳はその名の通り、見開きで1日分なんです!
贅沢ですね~
- 1日1ページでは物足りない
- 1冊の手帳ですべてを管理したい時
とにかくたくさん書きたい!という方にはピッタリな手帳です。
ただ、ページ数が他の手帳より圧倒的に多くて重たい印象です。
基本的には家用かな?と思います。
ガントチャート
ガントチャートタイプの手帳は横軸の工程表のようなものです。
イベントや仕事の種類ごとに管理できるため、仕事の進み具合が見える化できます。
- 仕事の進捗情報の管理
- 複数の同時進行の仕事・勉強の管理
などに向いています。
あとは、ハビットトラッカーとしても使えるため、習慣にしたいことを毎日チェックできるんです。
新しいことをたくさん始めたい時にもオススメですよ。
2024年のおすすめのガントチャート手帳はこちら!
ログチャート・ガントチャート手帳の使い方・アイデア・活用方法はこちら!
メモが多いタイプ
メモがメインのタイプの手帳は、マンスリーページ+大量のメモで構成されていることが多いです。
予定はマンスリーページで。
あとはメモを書き込んだり、イラストを書いたり、好きなように使いたいという方にピッタリです。
もちろん、メモページを自分でウィークリーページに仕上げることも可能です。
私もここ数年、メモがメインの手帳を使って、自分でウィークリーページを作っています。
より自分好みにカスタマイズできるので、「手帳の仕様に飽きちゃうかも……」と心配な方は試してみるといいですよ!
手帳の選び方|開始月・開始曜日編
手帳の開始月はいつ?
手帳の開始月は
- 9月始まり
- 10月始まり
- 1月始まり
- 4月始まり
が多いでしょうか?
中には7月始まりや8月始まりの手帳もありますが。
自分が新しい手帳を使いはじめたい!と思うタイミングに合った手帳を選びましょう。
もし、自分に合うタイミングの手帳がなければ、日付なしタイプの手帳を考えてみてもいいかもしれません。
日付なしだと、完全に自分の好きなときにスタートを切れます。
より自分に合う始まり月の手帳を探してみてください。
月曜始まり?日曜始まり?
結構重要なのが曜日の始まりです。
基本的にはこの2つ。
- 月曜始まり
- 日曜始まり
ほとんどの手帳は月曜始まりになっています。
土日が最後に来ていると「THE 週末!」って感じが出ます。
少ないながらも、中には貴重な日曜始まりの手帳もあるんです!
ここ数年一気に増えてきた印象があります。
カレンダーの曜日に合わせたいなら、日曜始まりがオススメですね。
手帳の選び方|サイズ編
手帳にはいろんなサイズがあります。
自分の用途に合う手帳サイズをチェックしてみましょう!
持ち歩きに便利なサイズ
手帳を持ち歩きたい方にオススメなサイズ
- カードサイズ
- パスポートサイズ
- A7
- B7
- A6
- B6
- 横長型
スマホのケースやお財布のカードポケットに入る小さなカードサイズの手帳もあります。
ただ、書き込む量が最低限になってしまいますが……。
A6サイズ以上になると、しっかり書き込むこともできるようになります。
たくさん書ける大きめサイズ
たくさん書き込める大きめサイズは
- B6
- A5
- B5(一般的なノートのサイズ)
- A4(一般的なコピー用紙のサイズ)
- スクエア
などがあります。
家でじっくり手帳と向き合いたい方に、オススメなサイズたちです。
大きい分、重さも出やすいです。
中面によっては厚みも出るので、より重さを感じやすくなります。
ちなみに、A5サイズはギリギリ持ち歩けます。
若干、かさ張る感は否めないですが。
B6サイズの手帳は持ち歩きにも便利だし、中にもたっぷり書けます。
基本は家や職場だけだけど、たまに手帳を持ち歩くかもしれない!という方は、B6サイズがオススメです!
手帳の選び方|紙編
手帳は自分の手で文字や記号、イラストなどを書いていくので、紙も重要です!
紙質
紙質は
- 厚め
- 薄め
または、使用したいペンが
- 万年筆用のインク
- 油性インクのペン
- 水性インクのペン
などでも変わってきます。
厚い紙だと、インクの裏抜けや透けが防止できることも多いです。
ただ、手帳自体の厚みが出てしまいます。
持ち歩きたいのであれば、厚い紙の手帳はちょっとかさ張りやすくなる点は注意です。
薄い紙は、インクの裏抜けや透けが気になりやすいです。
でもその分、手帳を薄くできますし、持ち歩くときにもオススメです。
手帳の紙色
私的にかなり重要視しているのが、手帳の紙色です。
手帳の紙色は
- 白
- クリーム・アイボリー・ベージュ系
- 黒
- カラー
などがあります。
白い紙の手帳は書いた文字がハッキリするので、パッと見て内容を判断したいときにも使えます。
眩しくないのがいいなら、クリーム系の紙の手帳がオススメです。
クリーム系の色の紙は白ほど目がチカチカしにくいので、眩しさに弱い私は非常に使いやすいです。
クリーム系の色でも書いた文字がハッキリ見えるので、識字性は白とあんまり変わらない気がします。
黒やカラーの紙色を採用している手帳もいくつか販売されています。
使えるペンや、修正テープなどの縛りができるのが欠点ですが……
見ていて楽しい手帳を作りたい方にはオススメです!
紙の角
「角まで気にするのかよ!」とツッコミが入りそうですが、手帳歴20年の私にとっては重要です。
手帳の角の種類は主にこの3つ。
- 直角
- 角丸(角が丸くなっているもの)
- 切り取り線つき
「直角」か「角丸」かは、完全に好みです。
強いていうなら、直角は角が折れやすいですね。
でも、マスキングテープを手帳の淵に合わせて貼りたいなら、直角がいいと思います。
まっすぐ切って貼れるので、仕上がりがキレイです。
角丸は角が折れにくいです。
直角に比べると、柔らかい印象なので、かわいらしい手帳に仕上げたい方にもいいと思います。
切り取り線つきの手帳は、使ったページの角を切り取ることで栞がわりになってくれます。
手帳の選び方|カバー・デザイン編
手帳カバーのデザインってかなり重要ですよね!
見た目ってテンションやモチベーションにもつながるから、つい真剣に選んじゃいます。
手帳のカバーのデザイン
カバーの選び方は、手帳を使う場面次第です。
主な手帳カバーのデザインは
- ハードカバー
- クリアカバー付き
- 紙製カバー
- 革製カバー
- 合皮カバー
- ベルト付き
- ゴムバンド付き
- ペンホルダー付き
「家置き用であれば、汚れる心配も少ないので、紙製カバーに」
「ペンと一緒に持ち歩きたいならペンホルダー付きカバーに」
「カバンの中で手帳を開かないようにしたいなら、ベルトやゴムバンド付きのカバーに」
という感じで決めていくと、自分に合う手帳カバーが探しやすくなります。
また、手帳の中身(リフィル)だけ買って、別売りの自分の好きなカバーを取り付けてカスタマイズするのもオススメです。
手帳の中面のデザイン
手帳の中面のデザインも、手帳の使い心地を左右します。
- シンプル
- イラスト入り
- キャラクター
- カラフル
など、手帳によってかなりテイストが異なります。
自分の好きなようにカスタマイズしたい方は、シンプルなデザインがオススメです。
シンプルなデザインだと、好きなシールやマスキングテープがよく映えます。
使い始めからすでにかわいい手帳が良い方は、イラストやキャラクターデザインが入った手帳がいいと思います。
あと、手帳のフォントも重要です。
自分が書きたい内容や目的に合うフォントの手帳を選べば、手帳全体の雰囲気を統一できて、より手帳のデザインが良くなります。
そして何より愛着がわきます。
余裕があったら、ぜひフォントまでチェックしてみてください。
手帳の選び方|手帳のメモ・おまけページ編
メモ
手帳のメモページにもしっかり機能性を持たせたいなら、以下のものをチェックしてみてください!
メモの量
- 多い
- 少ない
「できるだけ手帳一冊で済ませたい」
「手帳と一緒にノートやメモを持ち歩くから、メモページが少ない手帳にする」
など、使用する状況で考えてみてください。
メモの仕様
- 横罫
- 5㎜方眼
- 2㎜方眼
- ドット方眼
- 罫線縦ドット
- 無地
- イラスト入りのかわいい系
- 切り取れるメモ
などなど。
メモページは、メモや日記としても使えます。
切り取れるメモであれば、ちょっとした伝言や手紙としても使えます。
けっこう大切なページだと思うので、自分に合う条件のメモを見つけてみてください。
おすすめのメモが多いタイプの手帳はこちら!
手帳のおまけページ
手帳をより楽しく使うのに重要なのが、おまけページです。
手帳によっては、いろいろなおまけページが付いています。
- 日本地図
- 世界地図
- 白地図
- 世界の祝日
- 日本の路線図
- 世界の路線図
- 年齢確認表
- 宅配等のサイズ確認表
- イラスト練習
- やりたいことリスト
- 欲しいものリスト
- 行きたいところリスト
- 家計簿
- ショップリスト
- アドレス帳
などなど。
自分で「〇〇リスト」などのページをわざわざ作らなくてもいいんです。
旅好きな方や、出張が多い方にオススメなのが、地図や世界の祝日のページ。
日本地図や世界地図は、かつて旅した場所に色をつけたり、シールを貼ったりしてみるのも面白いですよ。
祝日を調べたうえで、次はどこに行こうと考えることもできます。
おまけページがあることで、手帳ライフが充実します。
また、やりたかったことや目標が見える化するので、達成したいことなどを書き込むのもオススメです。
ぜひ、自分の仕事や趣味にあったおまけページを探してみてください!
時には妥協も必要……
すべての条件が叶えばうれしいですが、なかなか難しいと思います。
ちょっとした妥協も時には必要です。
そんなときは、上にあげた中から、絶対譲れない部分をピックアップして手帳を選んでみてください。
1冊だけでなく、2、3冊目を検討するのもありです!
また、手帳はカスタマイズも可能なので、自分にピッタリな手帳を作ることも可能です。
ぜひ挑戦してみてください。
自分に合う手帳を見つけよう!
今回は「手帳の選び方」について紹介しました。
自分に合う手帳を選ぶというのは、1年間手帳を使い続けるのに重要な作業です。
- 目的
- 仕様
- レイアウト・フォーマット
- 開始月・開始曜日
- サイズ
- 紙質
- デザイン
- メモ・おまけページ
について一つずつ決めていけば、自分に合った手帳が見つかりやすくなります。
ちょっと面倒な作業ですが、自分が出した条件に合う手帳が見つかったときは、とても感動するし、いい意味で愛着がわくんです。
そして、愛着のある手帳として、1年の相棒になってくれます。
手帳を決めるのは大変な作業ですが、この記事を参考に自分に合う手帳の条件を見つけてみてください。
手帳を買って使い始める前にやっておきたいことをまとめてみました。
こちらもぜひチェックしてみてください!
手帳を決めるための「手帳会議」の記事はこちらです。
より簡単な「手帳会議」がしたいなら、こちらも見てみてください!