1月も気づけば中旬です。
年明け早々いろんなことが起きすぎて、時間の感覚がおかしい気がしますね。
わたしは最近、外は寒いので、暖かい部屋で手帳ばかりいじっています。
そんな中、2024年の手帳に簡単な自分史でも書いてみるかと思い、書き込んでいて思い出したことがありました。
それが、手帳を今みたいに本格的に使い始めたキッカケ。
自分史をざっくり書いていくと頭の中で少しずつ記憶が思い出され、
たしか交換日記がキッカケで手帳にガッツリ記録しはじめたような……と。
考えていたらぶわーーっと一気に思い出してきたので、自分の頭の中の整理を兼ねて、ここに書いていきます。
小6の秋、男女6人ではじめた交換日記
小学6年の秋に、席が近い同じ班の男女6人で交換日記をはじめました。
使っていた交換日記は、はじめはファンシー雑貨のお店で売っているようなカワイイ交換日記です。
でも、その1冊目以降はふつうのB5のノートで交換日記を続けた記憶があります。
このとき同じ班だった人たちは、普段は絶対からまないような人たちで、交換日記を通じてとても仲良くなったんですよね。
記憶が正しければ、部活も趣味も帰る方向も異なるメンバーたちでした。
でも、学校行事が好きじゃないという共通の価値観を持った6人だったので、意気投合するまでの時間はかなり短かったです。
交換日記に書いていた内容は
- 部活の話
- 席替え大作戦
- 掃除をいかにさぼるか
- 卒業式で笑いをとる方法
- ゲーセンでの出来事
- 遊戯王やジャンプのこと
- 不二家のペコちゃんの衣装について
など、和気あいあいとした他愛もない話が多かったです。
中でも1番の盛り上がりを見せたのは、
給食センターに勤めているご近所さんから聞いた「来月の給食の秘密」
ミルメークが出るらしい、とか
冷凍ミカンじゃなくてゼリーらしい、とか
揚げパンのきな粉がいつもより多くなるらしい、とか。
ご近所さんに毎回取材してくる男子はヒーロー扱いでした笑
交換日記らしくない密度のノート
交換日記に使っていたB5ノートは、毎回ビッシリ。
1人1ページずつだったので、ノートとネタの消費量がすごいことになっていました。
しかも交換日記の回遊速度は、ほぼ毎日誰かに回っているレベル。
1日1~2人くらいだったかな?
あっという間に自分の元に返ってきます。
なので、すぐにネタ不足が起きるんですよね。
ネタ切れを起こさないように、手帳をネタのストック帳として使い始めました。
書くって楽しい!!
書くことが好きなメンバーが奇跡的に集まっていたので、必然的に私も「書く」ことが好きになったし、かなり触発されました。
ずっと書いていた日記にも熱が入り、毎日のように長文日記を書くようにし始めたのも、この時期です。
1日をふり返って、交換日記や自分だけの日記に「こんなことがあったなぁ」と書くのがとにかく楽しくて、楽しくて。
交換日記のおかげで明らかに書くことに慣れ、教師からの評判が信じられないくらい良くなりました。
担任の先生に「次の劇の脚本を書いてみない?」と言われ、20分近い劇4,5本分の脚本を書いたことも。
校内新聞とかも依頼されて、休み時間中書いていた記憶もあります。
交換日記を通じて、いろんな場面で書くことを体験できてとっても楽しかったです。
いろいろあって交換日記解散
書くことが楽しくて、みんなとも仲が良かった時期も終わりを迎えます。
小学校を卒業しても全員同じ中学だったので、しばらくは交換日記を続けていたんですが……
思春期で関係が複雑になります。
交換日記内にも立ち込める色恋沙汰・ウワサ話。
色恋に興味を持てない私は続けるのがきつくなり、脱退。
そのあとすぐに他のメンバーも交換日記から離れ、解散したようです。
ちなみに、交換日記をやっていたメンバーと解散後は、完全にみんな疎遠になりました。
周囲の人に良からぬウワサを言いふらされたから、安全策として離れたっていうのもあるんですけど。
1つ言えることは、恋愛のはなしが出てくるまでは、
私の人生史上1番穏やかな人間関係を築けた時期だったってこと。
いまだにあの穏やかさを懐かしく思います。
そんな穏やかさがあったから、結果的に10ヶ月弱続けられました。
変化の多い時期に、よくもこんなに長く続けられたものだと、今は思っています。
そんな交換日記が終わっても、書くことは続けたいなと漠然と思っていたんです。
そのくらい書くことが楽しかったから。
手帳に行きつく
書きたい欲が消えることはなく、日記でも物足りなくなりました。
ここで日記以外にも、手帳をもっと真剣に使ってみようと思い出します。
手帳には好きだったサッカーチームの試合日程・結果くらいしか書いてなかったんです。
そこで手帳に今まで交換日記に書いていたような内容や
- 学校で起きたこと
- その日の反省
- 勉強の記録
などを書き残し始めて、非常に頭がラクになったんです。
ここが手帳を外付けハードディスクとして使い始めた原点だと思います。
学校での出来事をメモに書き出して、家に帰って手帳にまとめるという作業を毎日していました。
楽しくて、楽しくて。
それがなんだかんだ現在まで続いているという。
すごいなーと本気で思います。
まとめ
私が今でも楽しめる趣味というか、頭の整理方法を作るキッカケとなってくれた5人には感謝しかないです。
書く行為と手帳作りは、自分に意識があるかぎり続けたいですもん。
本当に出会う人たちに恵まれてるなーと思いますね。
正直一昨日くらいまで、なんとなく手帳を使い始めて、現在もなんとなく手帳を使い続けていると思ってたんです。
でも、振り返るとちゃんと歴史がありました。
手帳を本格的に使い始めたキッカケを思い出したことで、より手帳への熱が高まった気がします。
今後はもっともっと手帳を楽しく使っていきたいなと思います。
そこでの気づきがあれば、このブログでも紹介していきたいです。
そして、自分の過去を時系列でふり返ってみるのも、とても面白かったです。
普段は気づきもしなかった「好き」や「今につながるキッカケ」を発見することもあるかもしれません。
暇で暇で仕方ないと思っている方は、ぜひやってみてください。
わたしもしばらくは暇で暇で仕方ないので、14歳以降の過去と記憶もふり返ってみようと思っています。
はっきり覚えているか自信はないですけど……
できる限り思い出してやろうと思います!
ここまで長々とお読みいただき、ありがとうございました!