今回は「普通の手帳を特化手帳のようにする方法」を書いていきます。
手帳にいろんなことを書きすぎてゴチャゴチャ……
逆に、何を書いていいかわからなくて手帳がスカスカ……
なんてときにオススメなのが、
手帳の内容を1つの分野に絞って特化する方法です。
手帳の内容を特化することで、何を書くか迷ったり、考えたりしなくて済みます。
なので、めっちゃラクです!
しかも、自分の成長を知れたり、書いていてテンションが上がるなど、特化手帳はいいこともあります。
(内容によりますが……)
とくに、
- 手帳初心者で何を書いていいかわからない
- なんとなく手帳を書いてみたい
- 手帳を使いこなせなくなった
- 趣味の記録を残したい
- 頑張りたいことがある
という方は参考にしてみてくださいね!
手帳の内容を特化する方法|予定・記録編
1.仕事
オススメの書く内容リスト
・予定
(自分・同僚等)
・仕事の目標
・進捗状況
・仕事上のToDoリスト
・業務ログ
・メモ
・有給の消化具合
・同僚や取引先の連絡先 など
仕事を頑張りたい方にオススメなのが、手帳を仕事に特化してしまう方法です!
プライベートの予定は書かず、仕事の内容だけを書きます。
仕事の情報に特化することで、業務上の情報があちこちに散らばりません。
1冊で管理することで、情報の抜け落ちを防げます。
例えば、
年間ページ:有給の消化具合や取引先の営業予定
月間ページ:予定
週間・その他ページ:進捗状況やログ
メモページ:連絡先・メモなど
といった具合に、仕事で必要なことを1冊の手帳で管理することもできます。
とくにオススメの手帳のフォーマットは、
-
ガントチャート手帳
-
メモが多い手帳
-
システム手帳(バインダー)
です。
中でも、ガントチャート手帳が便利!!
複数のタスクを抱えている仕事でも、進行・進捗具合を見える化できます。
いろいろなタスクで手帳がゴチャゴチャになりがちな方にオススメですよ。
他にも、メモが多い手帳やシステム手帳の場合は、たっぷりメモを書けます。
仕事上メモを取るシーンが多い方にはオススメです。
2.勉強
オススメの書く内容リスト
・目標
(資格・志望校・スコアなど)
・試験予定日
・勉強の予定
・合格までの逆算の予定
・進捗状況
(テキストのページ数など)
・成果
(ミニテストの点数や模試の結果など)
・勉強時間
・ToDoリスト
勉強を頑張りたい方にオススメなのが、手帳を勉強だけに特化する方法です。
1冊の手帳で目標から勉強記録、結果までを管理します。
自分が頑張ったこと・成果を書き込むことで、見える化でき、客観視することもできます。
「これだけ頑張った!」という自信にもなりますよ!
勉強の予定や記録の特化手帳を作るなら、
年間ページ:逆算の予定(試験日など)
月間ページ:勉強の予定
週間ページ:進捗や成果、ToDoリストなど
その他ページ:勉強時間の記録や目標など
こんな感じが使いやすいと思います。
また、手帳を丸ごと1冊勉強ノートにする場合は
- 1日1ページ手帳
- メモが多い手帳
- システム手帳(バインダー)
がとくにオススメです。
書けるスペースが多いおかげで、スケジュールと勉強した内容を1冊で管理できます。
なので、あれこれノートを開いて管理する必要がありません。
3.プライベート
オススメの書く内容リスト
・OFFの予定
・誕生日や記念日
・ログ
・1年の目標
・やりたいことリスト
・行ってみたいところリスト など
オフを充実させたい方にオススメなのが、手帳をプライベートの内容だけに特化する方法です。
ON/OFFきっちり分けておくことで、気持ちの切り替えにもなります!
仕事や学校の煩わしいことは一旦置いておいて、プライベートの予定や記録のみ書きましょう。
書き方としては、
年間ページ:休日や有給予定をマーク
月間ページ:OFFのたのしい予定
週間ページ等:ログ
メモページ:やりたいこと・行ってみたいところリストなど
といった感じで書くこともできます。
オススメの書き方は、憂鬱な予定は書かず、プライベートで楽しめることのみ書くこと。
たのしい予定のみだと
書くときも、
確認するときも、
後日読み返すときも、
ワクワクできるのでオススメです!
4.自分+ほかの人(仕事のパートナーなど)
オススメの書く内容リスト
仕事のパートナーの場合(上司や部下、チームの人など)
・自分と他の人の予定
・仕事・会社の大きな予定
(会議・決算期・棚卸・出張など)
・仕事の進捗状況
・仕事のログ
(業務日誌的な)
・パートナーの連絡先メモ
家族の場合
・家族それぞれの予定
・誕生日や記念日
・日記やログ
・子の健康観察記録
・家族でやりたいこと・行きたいところリスト
自分以外の人の予定も管理したい場合は、自分+ほかの人用の予定記録手帳にしてしまうのもオススメです。
例えば仕事のパートナーの予定も書く場合、
年間ページ:仕事の大きな予定
月間ページ:それぞれの予定
週間ページ等:仕事の進捗状況・ログ
メモページ:各種リスト
家族の場合、
年間ページ:子の健康観察
月間ページ:それぞれの予定
週間ページ等:日記やログ
メモページ:各種リスト
といった使い方ができます。
オススメの手帳のフォーマットは、
- 週間ブロック手帳
- ホリゾンタル手帳
- 週間セミバーチカル手帳
- 1日1ページ手帳
- メモが多い手帳
など、書ける範囲が大きくて自由度が高い、ログに向いている手帳が使いやすいと思います。
複数の同僚や家族の「予定」だけを管理するなら、縦型のチャート手帳もオススメです。
自分と相手の予定を縦軸で同時に確認できるので、予定管理がラクになります!
5.ペット
オススメの書く内容リスト
・ペットの健康状態
・ペットの誕生日や記念日
・ペットの日記
(新しいおもちゃで遊んだとか)
・散歩コース
・エサの種類や量
・駆虫薬の時期
・ベッドやトイレの交換予定
・病院について
(通院記録や連絡先、服薬など)
ペットを飼っている方にオススメなのが、手帳をペットの予定や記録に特化する方法です。
ペットの記録は、いずれ大切なペットとの思い出の記録にもなります。
オススメの書き方は
年間ページ:ペット用品の交換や駆虫薬の時期
月間ページ:ペットの誕生日や散歩コース
週間等ページ:ペットの日記・健康状態・エサについて
メモページ:病院について
また、健康状態も一緒に記録することで、些細な体調の変化にも気づきやすくなります。
体調が不安定になりがちなシニアのペットがいる方にはとくにオススメです。
あとですね、ペットに似ているシールを手帳のあちこちに貼れば、より愛着のわく1冊になるのでオススメです!
6.自分磨き
オススメの書く内容リスト
・目標
・体温/体重/体脂肪率
・使ったコスメ
(シャンプー&トリートメント・フェイスパック・新しいメイクアップコスメなど)
・コーディネート記録
・ヘアスタイル記録
・運動の記録
・今日の良かったこと
・自分磨きのために読んだ本や見た作品
・学んだこと
・楽しみな予定
(イベント・デート・エステ・サロン・ショッピング・お茶など)
・人から言われてうれしかった言葉 など
- 日々自分磨きを頑張っている方
- これから自分を磨いていきたい方
にオススメなのが、手帳を自分磨きだけに特化する方法です。
自分磨きに特化することで、
自分を成長させるために、どれだけ努力したか・挑戦したかを確認できます。
こんなに頑張れたと自信にもなりますからね。
オススメの使い方は
年間ページ:体温/体重/体脂肪率
月間ページ:楽しみな予定・運動の記録
週間等ページ:使ったコスメ・コーディネート・ヘアスタイル記録
メモページ:目標・自分磨きのために読んだ本や見た作品
といった感じ。
自分磨きといっても、
- 美容
- 筋トレ
- ダイエット
- スキル取得
などいろいろな形があります。
全部を頑張りたい方でも、それぞれを頑張りたい方でも自分磨きに特化するのはオススメですよ!
7.ログ専用
オススメの書く内容リスト
・天気/気温
・体温/体重/体脂肪率
・健康状態
(体調・服薬)
・睡眠時間
(起床時間や就寝時間を書く)
・食べたもの
・コーディネート
・日記
・その日の気分
・その日にやったこと
・その日の良かったこと・ラッキーだったこと
・夢日記
とくに書きたいことがない方や、
日々の記録を残しておきたい方にオススメなのが、手帳をログ(記録)に特化する方法です。
毎日同じ項目の記録をすることで、日常の変化をたのしめます。
オススメの書き方は
年間ページ:体温/体重/体脂肪率や健康状態
月間ページ:天気/気温・その日にやったこと
週間ページ:食べたものや気分
という感じです。
健康面・食事・その日やったことを書くのがとくにオススメ!
体調や気分の記録も残せば、細かい自分の変化に気づけるようになります。
健康観察にもなるので、自分の体やメンタルの管理をしたい方にもオススメです!
手帳の内容を特化する方法|趣味編
8.スポーツ
オススメの書く内容リスト
自分でプレイする場合
・目標
・練習や試合の予定
・健康管理
(体重や体脂肪率など)
・遠征費
・欲しいものリスト
観戦する場合
・試合の予定
・試合結果(スタッツ)
・順位
・所属選手のリスト
・欲しいグッズリスト
・遠征費/チケット代メモ
・アウェイの観光地やスタジアムグルメ情報
部活などスポーツをプレイする方や、スポーツ観戦が好きな方にオススメなのが、手帳をスポーツ関連に特化する方法です。
プレイする方は書くことで自己分析になります。
観戦が好きな方は分析官気分で書き込めば、次の試合をよりたのしめます。
遠征費やグッズ購入費などの予算も一緒に書いておくと、日々の倹約もたのしめてオススメです!
9.推し活
オススメの書く内容リスト
・推しの予定
(ライブ・テレビ・ラジオ・ネット番組出演など)
・推しについての日記やログ(感想的な)
・推しの衣装記録
・推しの好きなものリスト
・欲しいグッズリスト
・チケット&遠征費用メモ
・貯金記録
・推しに会えるまでのカウントダウンカレンダー
日々推し活に熱中している方にオススメなのが、手帳を推し活だけに特化する方法です。
手帳を推し活オンリーにすることで、推しに存分浸れます!
推しに会えた感動を書いたり、
次のイベントまでのワクワクを綴ったり。
なんでもない日でも推しのことを書けば、きっとテンションも上がるはず!
また、推しカラーで彩れば気分も上がるし、愛着もよりわいてきますよ!
10.旅行
オススメの書く内容リスト
・旅行予定
・旅先情報
・用意しておくもの
(ビザ申請など)
・旅行用貯金の記録
・旅行記
・欲しい旅行グッズリスト
・旅先で欲しいものリスト
・行きたいところリスト
旅行好きな方にオススメなのが、手帳を旅行関連のことだけに特化する方法です。
次の旅行に向けて準備したいものや、
旅先でやってみたいことなど、
旅の計画を書いてみるのもワクワクするのでオススメです。
旅手帳の作り方は
- 旅の計画
- 旅のおとも
- 計画・おとも両方の機能を持たせる
方法があります。
旅の計画だけだと基本は家置き。
ビッチリ書いておいても大丈夫です。
旅のおとも、もしくは兼ねるのであれば、旅先で書いたり、スタンプを押したりすることもありますよね。
なので、自由に使えるページがたくさんあると便利ですよ!
11.ガーデニング・菜園
オススメの書く内容リスト
・予定
(植え付けや収穫、草取り、肥料をあげる時期など)
・旬の植物
・日照時間
・天気/気温
・育てたい植物リスト
・育てたもので作りたい料理のリスト
庭仕事や菜園づくりが好きな方にオススメなのが、手帳をガーデニングや家庭菜園だけに特化する方法です。
天気などの環境の記録も書いておけば、成長のバランスをチェックすることもできます。
「育てた野菜でこんな料理をつくりたい!」など願望も書いておくと、家庭菜園のモチベーションもアップするのでオススメです!!
12.読書
オススメの書く内容リスト
・読書メモ
・評価(☆の数など)
・感想
・読書時間
・読みたい本リスト
・積読してある本のリスト
・読んで触発されたことリスト
読書好きな方にオススメなのが、手帳を読書だけに特化する方法です。
使い方は、手帳を読書ノートのように使えばいいだけ!
マンスリーなら、読んだ日のところに本のタイトル・ジャンル・☆の数での評価を
ウィークリーやデイリーなら、メモや感想などもたっぷり書けます。
また手帳にはノートと違って日付があるので、読み始め~終わりを記録しやすいのも嬉しいポイントです。
読んだ本について書いておけば、
「この時期にこんな本を読んで、こんなことを思ったのかー」
と思い出を振りかえることもできますよ。
13.映画や音楽鑑賞
オススメの書く内容リスト
・予定
(公開日・イベント・発売日など)
・評価
・情報メモ
・感想
・気になったキャストやアーティストメモ
・観たい・聴きたい作品リスト
・観て聴いて触発されたことリスト
・欲しいグッズリスト
映画や音楽鑑賞が趣味の方にオススメなのが、手帳を作品鑑賞に特化する方法です。
自分がどれだけいろんな作品に触れてきたのかを見える化できます。
見て聴いた作品のタイトルがズラーッと並んでいたり、ビッチリ書かれていたりすると、充実感や達成感を味わえます!
マンスリーなどのスペースが狭いページなら、
作品のタイトル・ジャンル・☆の数での評価を
ウィークリーやデイリーなら、
感想やメモなどを書いておくのがオススメです。
また、映画館やライブに行くのもそうですが、VODや配信ライブなど自宅で見た作品の記録もオススメですよ。
14.グルメ
オススメの書く内容リスト
・予定
・食べたものログ
(☆評価や頼んだメニュー、感想など)
・お店情報
・食べたいものリスト
食べ歩きや食べることが大好きな方にオススメなのが、手帳をグルメ関連のことだけに特化する方法です。
手帳には、美味しかったレストランなど、自分なりの評価を書き込んでおきます。
そうすると、いつか誰かと一緒にいくときの参考にもなります。
自分のためだけでなく、誰かのためにもなるかもしれません!
行きたいお店の情報は、地域別や種類別にして書いておくとさらに便利です。
あと、単純においしいグルメについて書いてあったら、見返すのもたのしいですよね。
気分をあげる装置としての役目も果たしてくれますよ。
手帳の内容を特化する方法|くらし編
15.お金の管理
オススメの書く内容リスト
・収支記録
(毎日や1週間、1ヶ月単位での記録)
・NMD(ノーマネーデー)
・種類別の支出記録
(家賃・水道光熱費・通信費・食費・日用品費・交際費・雑費など)
・目標貯金額
・貯金の目的・目標
・目標貯金額
・投資状況メモ
・株主優待メモ
・ふるさと納税メモ
貯金をしたい方や家計簿をつけたい方にオススメなのが、手帳をお金の管理だけに特化する方法です。
いわゆる家計簿みたいなものです。
手帳にはお金の流れを書いてチェックします。
日々の積み重ねの見える化です。
良くも悪くも、散財したときなどでも、手書きすることで改めて反省をすることができます。
貯金をしたい方や、自分のお金の使い方の流れを知りたい方にオススメですよ。
16.料理
オススメの書く内容リスト
・献立記録
・レシピ
・作りたい料理
・参考にしているレシピ本のページナンバー
・参考にしたレシピサイトの検索ワード(料理名など)
料理好きな方にオススメなのが、手帳を料理関連だけに特化する方法です。
比較的記憶から消えやすい「昨日食べたもの・作った料理」
ちゃんと記録しておくことで、今後の献立の参考にもなるんです。
また、レシピも書いておけば、自分だけのレシピノートにもなってくれます。
そして、作った料理と一緒に、参考にしたレシピの参照元も書いておけば、次につくるときにも助かりますよ!
17.家事
オススメの書く内容リスト
・予定
・献立
・家の各場所の掃除スケジュール
・ネットなどでの消耗品発注予定
・各種メンテナンス時期
・使って良かった掃除道具やキッチンツールのメモ
家事を上手くこなしたい方にオススメなのが、手帳を家事に関わることだけに特化する方法です。
気づくと休日が終わっているときってありますよね。
そうならないために手帳を使って予定を組んで、
- 今日はココを片付ける
- 明日はシーツとカーテンを洗う
- 今度の週末は作り置きおかずを作る
などと決めておくと多少ラクになります。
中でも家の各場所の掃除スケジュールは、ToDoリストにしておくと管理しやすくてオススメです。
手帳の内容を特化する方法のまとめ
今回は「手帳の内容を特化する方法」について書いてみました。
手帳を上手く使いこなせないときは、1つの分野にギュッと絞ると意外と書けてしまうことも多いです。
この記事で紹介したのは特化しやすい分野だと思います。
1.仕事
2.勉強
3.プライベート
4.自分+誰か(仕事のパートナーや家族など)
5.ペット
6.自分磨き
7.ログ専用
8.スポーツ
9.推し活
10.旅行
11.ガーデニング・菜園
12.読書
13.映画や音楽鑑賞
14.グルメ
15.お金
16.料理
17.家事
ここで紹介した分野に関わらず、自分の好きなことに特化するのが1番のオススメです。
好きなことなら、気合いをいれずに手帳と向き合えますからね。
あと余裕がありそうなら、内容を1つだけに絞らず
- 年間ページはペットについて
- マンスリーはプライベート関連
- ウィークリーは推し活
- メモは映画観賞の記録
など、ページの種類で特化する内容を変えるのもオススメです。
手帳に何を書いていいかわからない方の参考になったならうれしいです。
手帳に書いておくと便利なネタやアイデアはこちらの記事で紹介しています。
よければ見てみてください。