今回は手帳を使う時間帯について書いていきます。
このあいだ、来年の手帳を決める手帳会議をする上で、手帳を使う時間帯も重要だなと思ったんです。
いままで朝や日中、夜、深夜など、いろんな時間帯で手帳を書いてきました。
が、それぞれ手帳に期待することや、やっていたことが違ったなと。
そこで感じていたことや、その時間帯に手帳に書きたいことやメリット・デメリットを書いていきます。
予定・ログ・日記・趣味の記録のそれぞれの特徴についても紹介しています。
手帳決めの参考になればうれしいです!
手帳を使う時間帯:朝編
出社・登校前の「朝活」の時間帯です。
朝の時間帯に手帳に書きたいこと
・その日のスケジュールの確認
・今日のToDoリスト作り
・前日の振り返り(日記やログ等) など
書く内容別
【予定】
その日の流れをその日に作ることで、予定を把握しやすくなる。
1日の流れが頭に残りやすい。
【ログ】
睡眠をはさむため、冷静に前日をふりかえれる。
【日記・ブレスト】
朝イチで感情を吐き出すことで、気持ちがスッキリする。
そして気分爽快のまま1日をスタートできる。
【趣味関連】
朝からスキなことを考えられるため、テンション高めに1日のスタートが切れる。
メリット・デメリット
メリット①:1日の流れを把握しやすい
起きてすぐのタイミングのため、1日の流れを作ったり、把握したりしやすいです。
当日の予定や計画を緻密にじっくり立てられますし!
また、当日の体調も考慮できるため、無理をしないスケジュールを立てやすくなります。
メリット②:気持ちを書くことでスッキリした気分で1日を送れる
1日の始まりに今の気持ちを書き出すことで、スッキリすることもあります。
前日のモヤモヤした感情を朝のうちに手帳に書き出して、ズルズル引きずらず、手帳に吐き出すイメージです。
睡眠を挟んでいるので、当日の感情よりも冷静になれるぶん、客観的に感情を出すことができるんですよね。
冷静になった上で手帳と向き合うと、
「あとで考えればいいか」とか、
「自分だけではどうにもならない問題」とか、
感情的なときには気づかなかったことを発見してスッキリします!
デメリット:早起きする必要がある
手帳のためにいつもより早く起きなくちゃいけません。
早起きが苦手だったり、忙しい日々が続いて睡眠時間が少なかったりするなら厳しいかも……
手帳を使う時間帯:お昼編
職場や学校など外出先にも携帯して、手帳を使うことを想定しています。
持ち歩きもする手帳ってことです。
お昼の時間帯に手帳に書きたいこと
・リアルタイムでのスケジュール調整
・タスク管理
・進捗チェック など
書く内容別
【予定】
リアルタイムで追記・変更を行いやすい。
情報の抜け落ちが少なくて済む。
【ログ】
出来事をリアルタイムに書くことで、記憶や情報の抜け落ちが少なくて済む。
ちょっとした感情も残しやすい。
【日記】
体力がある昼間のうちに日記を書くなら、疲れ由来のネガティブな気分になりすぎず、素直な言葉を書ける。
【趣味関連】
暇さえあればスキなものについて書けて、読める。
エネルギーに変わる。
メリット・デメリット
メリット①:逐一情報を確認しやすい
日中も手帳を使うとリアルタイムで情報を追加したり、変更したりできます。
スマホと手帳両方で管理している場合、外出先ではスマホのみに予定を書き、帰宅後などに手帳に書き足すと情報の抜けが発生することも。
そんな「抜け」を避けて、すぐ手帳に書き込める体制をつくれます。
メリット②:平常心で手帳に向き合える
日中は朝ほどローテンションではなく、夜ほど疲れがない状況です。
メンタルの波が少ない時間帯に書けるので、感情を書き出す場合、フラットな気持ちで書けます。
デメリット:ON/OFFを兼ねた手帳だと使いにくい
プライベートな情報が満載の手帳の場合、職場のデスク上に出しておきにくいんですよね……
他人に見られる可能性もあるため注意が必要です。
仕事のみの内容に絞って、プライベートは別ページや他の手帳で管理した方が良さそうです。
手帳を使う時間帯:夜編
夜の時間帯に手帳に書きたいこと
・1日の振り返り(日記やログ等)
・翌日のスケジュール確認&整理
・翌日のToDoリスト作り など
書く内容別
【予定】
その日のうちに今日の成果を確認できる(達成感)
それと、翌日の流れを事前につくって把握できるため、朝バタバタと慌てるのを防止できる。
【ログ】
今日はこんなことがあったとその日のうちにふりかえって、頭の中を整理できる
【日記・ブレスト】
眠る前にモヤモヤを外に吐き出せる。
楽しかった出来事をその日のテンションで書ける。
【趣味関連】
日中テンションが下がることがあっても、スキに触れられる時間をつくれる。
スキな番組・配信なども視聴後リアルタイムで感想を書きやすい。
メリット・デメリット
メリット①:「今日」をふりかえりやすい
その日で出来事をその日のうちにふりかえれます。
やっぱり忘れないうちに書けるのは大きいです。
反省もそうだけど、「今日はこんなことができた!」という自分の挑戦も見つけやすいのも大きなメリットだなと思います。
メリット②:時間を作りやすい
夜だとあとは寝るだけなので、約束などの時間の縛りがないじゃないですか。
朝はバタバタだし。
なので、時間をかけてじっくり手帳と向き合いやすいのはかなりのメリットです!
デメリット:疲れていると億劫になる
日中頑張ってしまうぶん、夜はヘトヘトで、手帳を書くのが億劫になりやすいということも起こりやすいです。
手帳を開くまでのハードルが上がってしまいがち……
そうなったら、「疲れすぎて手帳を書かない」というのも記録の1つとしておくのもアリです。
手帳を使う時間帯:深夜編(0:00~)
深夜の時間帯に手帳に書きたいこと
(深夜のテンションで行う)
・やりたいことリスト作り
・妄想の文章化・見える化 など
書く内容別
【予定】
寝不足や疲労が想定される夜更かしなら、緻密なスケジュール組みは厳しい。
深夜のテンションがよくない方向の予定をつくってしまうかもしれない。
ワクワク感がある未来のToDoリストならアリ。
【ログ・日記】
時間はたっぷりあるため、長文日記を書いて1日をふりかえれる。
【趣味関連】
時間はたっぷり、「好き」にどっぷり浸かれる。
寝れないなら無理せず、とことんスキに浸りながら眠気を待つスタイル。
メリット・デメリット
メリット①:深夜のテンションでいろいろ書ける
深夜のあの無敵感、ワクワク感で手帳と向き合えます。
いつかやりたいと思っていたことなどを書き出しやすくなるんですよね。
普段義務感でやっていることが多いなら、自分発信のやりたいことを書きやすくなる深夜はいいと思います。
メリット②:時間はある
次の日のことを考えないのであれば、だいぶ時間はあります。
ハーブティーとおやつで夜カフェをしながら、ゆーっくり手帳を書くのもいいかもしれません。
デメリット:疲労の原因になる
深夜の手帳時間がデフォだと、深夜テンションで決めたことを実行するのも大変だし、夜更かしによる寝不足感もあります。
疲れる原因になってしまいます。
週末や休前日など、たまに深夜のテンションでいろいろ書くのがいいかもしれません。
手帳を使う日:週末・休日編
休日に手帳に書きたいこと
・1週間の予定
・1週間のふりかえり など
書く内容別
【予定】
1週間の予定を組んだり、流れを把握したり。
「来週は大体こんな感じ」がわかるだけで、なんとなくの安心感を得たり、覚悟が決まったりする。
【ログ】
1週間をふりかえって書き込むスタイル。
こんな1週間だったなと、客観的にふりかえれる。
客観的にふりかえることで、翌週の目標ややるべきことが見えたり、活きたりする。
【日記】
1週間の頑張りを書いていく。
自分の内面や記憶とゆっくりじっくり向き合う。
ある程度時間が経っているからこそ、感情的にならず、冷静に書くこともできる。
【趣味関連】
1週間の趣味の出来事を一気にふりかえってまとめる。
楽しい記憶をたどって、楽しいページをつくれる。
毎日書くよりも、1週間の総括的なまとめページを作りやすい。
メリット・デメリット
メリット:時間はある
平日と違って休日は、しっかり時間をつくって手帳と向き合えます。
デコったり、写真を印刷したり、凝った手帳をつくれます!
とっておきのページを作りたいときはいいかもしれません。
デメリット:休日の貴重な時間がつぶれる
予定やログの場合、せっかくの休みなのに、休み中のことではないことに触れてしまいます。
楽しみたい休日なのに、仕事や学校の予定を立てるために、億劫なことを考えるハメになるかも……
日記や趣味関連のことなら、楽しんで書けるかもしれません!
手帳を使う時間帯のまとめ
手帳会議用に手帳を使う時間についてかなり真剣に考えてみました。
手帳を使う時間で書きたい内容が結構変わるものです。
朝:1日の予定チェック・気持ちの切り替え
昼:リアルタイムでのチェック・管理
夜:その日の振り返り
深夜:自由にたのしいことを書く
休日:1週間の振り返り・翌週のスケジュール会議
という使い方が向いていると思います。
また、時間帯に合う手帳を選ぶなら……
朝・日中使う手帳なら、
・ビジネスシーンでも使いやすいデザインの手帳
・予定を書き込みやすいフォーマットの手帳
夜・深夜・休日に主に使う手帳なら、
・外も中も自分好みのデザインの手帳
・ログ等を書きやすいフォーマットの手帳
が使いやすいかなと思います。
手帳選びや手帳を使う時間の参考になったならうれしいです。