今週のお題が「懐かしいもの」だったので、
ついこの間「懐かしい!!」と思ったことについて書いていこうと思います。
『スーパードンキーコング2』の話
みなさん、『ドンキーコング』というゲームは知っていますか?
わたしはなんとなく知っているけれど、どんな感じのゲームだったかはよく知りませんでした。
スーパーファミコンをさわった記憶もありません。
そんなフワフワした印象のドンキーコング関連の動画を先日、たまたま見ました。
お笑い芸人カミナリの公演の動画です。
ドンキーコングのBGMを作曲しているデビッド・ワイズさんを招いてのライブ映像。
ドンキーコングをプレイしていた芸人4人がデビッド・ワイズさんを囲んで、ゲームをプレイしたり、いろいろ質問を投げ掛けたりするというものなんですが……
カミナリの2人、
霜降り明星のせいやさん、
ランジャタイ国崎さんがとにかく楽しそうにしているんですよ。
生演奏をバックに『スーパードンキーコング2』をプレイするなんて、まさに夢のようというか。
見ているこっちまで楽しい気分になりました。
このときまでは「なんとなく懐かしいな」という感じです。
そして、続編の2本目の動画。
デビッド・ワイズさんへの「ディープな質問コーナー」で好奇心を刺激されたり、ワイズさんによる生演奏があったりで、見ていてとても楽しかったです。
それと同時にワイズさんによる生演奏で、頭の中をかき混ぜられたような、私の中の懐かしさのリミッターが振り切った気がしました。
プレイしたことがなかったはずのゲームなのにたしかに記憶にあって、演奏を聴けば聴くほど、全身鳥肌。
頭の中のなにかが芋づる式に引っ張り出されるような感覚です。
こんな感覚初めてで、
「っヤバ」
「うわっ」
「っはあ」
とか、言葉にならない言葉を発していた気がします。
はっきり覚えてはいないけれど、たぶん当時ドンキーコングのゲームを知っていたんだと思います。
ちゃんと思い出せないのが悔しい!!
ワイズさんによる生演奏中、
涙するカミナリの2人
子供のように楽しむ、いつも以上にニコニコのせいやさん
感情がこぼれそうになっている国崎さん
見ているこっちまでウルッとしてしまいました。
たぶんあのとき少年少女だった人たちは、懐かしさで爆発するんじゃないかなと笑
だって、ドンキーコングを実際にプレイしたことがないはずの私が、こんなに動揺してしまったから。
もう言葉にどう直していいのかわからないんです。
感動とか、
エモいとか、
そんな言葉では表しようがない感覚。
これが「懐かしい」ってやつなんでしょうね。
とにかく心躍りました。
動画を見終えて、しばらくは放心状態のまま動けず。
余韻が凄まじくて。
いつもなら漫才とかゲラゲラ笑える動画を見まくっちゃうのに。
この動画のあとは笑いたい気分になれませんでした。
ずっと余韻に浸っていたかったです。
『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』の話
少年に戻ったような4人の芸人さんを見て、彼らにとっての『ドンキーコング2』は、わたしにとっての何なんだろうと考えました。
ふと思ったのが、小学生のころどっぷりハマッた
『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』
記憶が正しければ、数年やり続けていた気がします。
飽きずにコツコツと。
この『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』はわたしにとって特別で、唯一ハマったゲームであり、現在の自分を作った大きな存在です。
断言できます。
『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』は、奇妙で不気味な世界観のゲームなんです。
そのせいか小学生当時、まわりでプレイしている人はいませんでした。
みんな「怖い」と言って、話題にすらできなかったんですよね。
でも、わたしにとってはあの不気味さが魅力的で、とてつもなく惹かれたんです。
まわりの声と自分の気持ちが違うという現実を初めて知る機会になったんじゃないかな。
人ってこんなに価値観が違うんだなと、あの年齢で知れたのは本当によかったと思っています。
自分は自分、他人は他人という感覚を持てました。
当時、日中は兄弟が64でいろんなゲームを楽しみ、わたしは深夜1人で『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』をプレイ。
深夜の暗ーい雰囲気とゲームの不気味さがまじりあうんです。
このたまらないゾクゾクするような環境のおかげで、本当に1人で冒険しているようで楽しくて、楽しくて。
今思うと、深夜にゲームをプレイさせてくれた両親はすごいなと笑
感謝してもしきれないです。
思う存分1人の世界を楽しむ土台は、きっとここで作られたと思っています。
カミナリとデビッド・ワイズさんの公演動画を見た翌日、
YouTubeで『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のBGMを探しました。
聞き覚えのある懐かしい音楽に酔いまくって、ちょっと叫びました笑
音楽だけなのに、リンクが冒険している絵がハッキリ浮かぶんです。
効果音とかも思い出しちゃって、懐かしさのあまり1人で興奮しちゃいました。
BGMを聴き漁って思い出したんですが、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』はゲーム内でオカリナを演奏する場面があるんです。
当時同居していた祖母がオカリナを持っていて、借りた記憶があります。
誰が口をつけたかわからなかったので、実際に吹いたことはありません。
机の上において、ひたすらジーッと見つめていたなぁと。
これがふければ自分もリンクになれるかも?とか真剣に、本気で考えていましたからね。
でも結局一度もオカリナを吹きませんでした笑
この公演の動画を見て、「あのころの自分は本当に自由を楽しんでいたなー」と、懐かしさにおぼれかけました。
それで思ったのが、
もう一度あの画質で『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』をプレイしたいなと。
できることなら、真夜中に1人でゲームソフトに息を吹きかけて64にセットして、「今日こそ上手くやる!」と意気込んでTVに向き合いたい。
現実的ではないんだろうけれど、もう1度だけあのころみたいに64でプレイしてみたいです。
まとめ:あのとき子供だった人、見てみて!
たまたま見たカミナリとデビッド・ワイズさんとの公演の動画。
信じられないくらい楽しませてもらいました。
懐かしすぎて感傷的になっちゃうくらいです。
そして、この感動を誰かに伝えたいと思いました。
でも誰にこの感動を伝えればいいんだろうと。
ノートに吐き出すんじゃなくて、とにかく誰かに伝えたいと思ってしまうほど、溢れそうになる言葉にならない言葉というか……
そしたら、偶然はてなブログの今週のお題が「懐かしいもの」だったんです。
なので、思いきって世界に向けて書いてやろう!と思い、ここに書きなぐりました。
読み返すとだいぶ荒れに荒れた文章になってしまったなと笑
3000文字の乱文……
途中、わけがわからないことも書いていますが笑
こんな稚拙な文章で申し訳ないです。
自分の頭ではこれが精一杯です。
でもここに書けて、とっってもスッキリしました。
そして、この動画を公開してくれたカミナリには感謝しかないです。
この動画によって、ゲーム自体やゲーム音楽が持つパワーを知れた気がします。
カミナリのお二人、
関係者の皆さん、
ありがとございました!!!!!!!!
『スーパードンキーコング2』をプレイしたことがある方、そうじゃない方でも当時を知っている方なら、きっと懐かしい感情を刺激されるんじゃないかなと思います。
きっと童心に帰れます。
あのころ子供だった方たちにマジで見てみてほしいです。
あと!!
ゲストだったランジャタイの国崎さんによるこの公演についてのnoteも一緒に読むと、さらに感動すると思います。
ぜひ読んでいただきたいです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!
今週のお題「懐かしいもの」