気晴らしの巣

手帳のコトとご機嫌の記録を綴ったブログ

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【実体験】100時間の停電中に必要なもの・あってよかったもの

今年も台風シーズンがやってきました。

ということは、台風被害による停電が発生する可能性も高まります。

 

2019年の台風被害によって、真夏日がづづく100時間以上の停電を経験しました。

その経験をもとに、必要なものあってよかったグッズあったらよかったもの

を紹介していきます。

 

今後の台風接近に備えてぜひ参考にしてみてください。

 

かなり長くなってしまったので、目次だけでも見てみてください。

 

 

 

台風被害時の状況

  • 自宅自体に大きな被害がない(人が住める状態)
  • 電気と水が使えない(4日間以上)
  • 台風一過で連日の真夏日(室温37℃以上)
  • 車で10分未満の地域は+2日間停電
  • 仕事先も停電で休業=自宅待機

 

停電中に必要なもの

1.水

停電していようがいまいが、水は必ず必要です。

台風が来る前に、お風呂に水をためておくことをオススメします。

お風呂にためた水は、

  • 手洗い
  • トイレ用
  • 体を拭く

などする際に使用できます。

 

お風呂以外にも、空きペットボトルに水をためておくと、手洗いの際にとても便利です。

 

2.飲食用の水

市販のペットボトルの水でいいので、しっかり確保しておきましょう。

 

最悪1週間の停電に備えるとなると、1人21リットル分の水が必要になります。

さすがにこの量は難しいと思うので、2リットルの水1ケース×人数分くらいは備えておけると安心です。

 

あと、大きい2リットルの水でもいいですが、500mlの水も用意しておくことをオススメします。

停電中は洗い物もできません。

できるだけコップを使わないようにするためにも、小さいペットボトルの水も用意しておくといいですよ。

 

3.懐中電灯

停電中の夜は真っ暗です。

外の明かりも月くらいしかないので、懐中電灯を用意しておきましょう。

懐中電灯も人数分あると安心です。

替えの電池も忘れずに!

 

4.ウェットシートもしくはアルコールジェル

停電中は手を洗ったり、テーブルを拭いたりするのも厳しくなります。

なので、ためておいた水の使用を最低限にするためにも、ウェットシートやアルコールジェルなどを用意しておきましょう。

 

 

5.ラップと割りばし、使い捨ての皿

停電中の洗い物を減らすためにも食器やお箸の使用は避けたいところです。

なので、使い捨ての紙皿や割りばしなどを使ったり、食器にラップを敷いて使ったりしましょう。

そうすれば停電後の洗い物も減らせます!

 

 

6.常温保存できる食品

停電中は冷蔵庫が使えません。

レトルトカレーカップラーメン、お菓子など、常温で保存できる食べ物を確保しておきましょう。

災害時向けの食品もたくさん販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

7.ラジオ

テレビやスマホは停電時に使えません。

なので、広範囲の情報やニュース、天気予報がほしい場合はラジオ一択です。

そして、暇つぶしにもなります。

必ず乾電池で動くタイプのラジオを用意しておきましょう。

 

 

8.防災無線

地域によっては、行政からの情報は基本的に防災無線で放送されます。

給水や災害ゴミ収集などのライフラインにかかわる情報も多く流されるので、こまめに聞くようにしてください。

 

 

9.簡易トイレ

停電しているとトイレが使えないことも多いです。

 

簡易トイレは箱で作るタイプや、直接自宅のトイレにかけてつけるタイプがあります。

自宅のトイレにかけて使えれば、スペースを考えなくてすむのでオススメです。

 

当時の停電で、うちは出番はありませんでしたが、万一のために災害時に使える簡易トイレを持っておくと安心できます。

 

 

 

停電中にあってよかったグッズ19個

1.予備の乾電池

停電中は、ラジオや懐中電灯、防災無線など乾電池を使う機会がかなり多いです。

意外とあっという間に電池が消耗してしまった、なんてことも多々あります。

必ずサイズを確認したうえで、予備の乾電池は用意しておきましょう。

 

2.アイラップ

アイラップは湯煎でも使えるビニール袋です。

停電時に何かを温めて食べたいと思ったときに、大活躍してくれます。

使い方も簡単で、食べ物をアイラップに入れて、鍋で湯煎にかけるだけ。

普段からも使える便利な調理グッズなので、1つは持っておくと便利ですよ!

 

3.紙の本・雑誌

停電中の娯楽に電気は使えません。

なので、電気を使わない紙の本や雑誌は、停電中の暇つぶしの救世主です。

マンガ本でも小説でも写真集でもいいので、自分が好きな紙の本を用意しておくことをオススメします!

 

4.シーブリーズ

真夏の停電中は非常に暑いです。

そんなときは、シーブリーズで体をス~っとさせるのも1つの手。

当時は、シーブリーズをやるのとやらないのとでは雲泥の差でした。

甘い香りではなく、ミント系の方がス~っとして気持ちいいのでオススメです!

 

5.汗拭きシート

お風呂やシャワーもできないときは、汗拭きシートの出番です。

こちらもシーブリーズと同じように、ス~っとするタイプのシートだとスッキリします。

 

下手すると一日に何度も体を拭くハメになることも……

大容量タイプの汗拭きシートがあると便利です!

 

 

6.クレンジングシート

停電中はきちんと洗顔できません。

クレンジングオイルで洗っても、きちんと流しきれるほどの水があるかもわかりません。

そんなときのために、シート1枚で完結するクレンジングシートがあると便利です。

 

今は男女問わずメイクをする時代です。

停電などの万一に備えて、クレンジングシートも性別にかかわらず持っておくと安心できますよ!

 

7.ハッカ油

ハッカ油=ミントの香りです。

停電中の暑さを緩和する意味でもハッカ油を使って体を拭きましょう。

 

やり方は、

  1. オケやバケツいっぱいに入れた水にハッカ油を1、2滴たらす
  2. その中にキレイなタオルを入れて浸す
  3. タオル絞って体を拭く

当時はお風呂に入れない代わりに、毎晩この方法で体を拭いてスッキリさせていました。

 

あと、ミントの香りには虫よけ効果もあります。

蚊の対策もできて一石二鳥です!

 

8.霧吹き・スプレー

上で紹介したハッカ油と霧吹き、水を使い、ハッカ油スプレーを作ります。

 

100mlの水に対して15滴前後入れて、しっかり振ればハッカ油スプレーが作れます。

できれば毎日少量ずつ作って、その日のうちにちゃんと使い切るのがオススメです。

 

台風シーズンは非常に暑いため、冷房が使えなければ、窓を開けるじゃないですか。

そのときに虫が入ってくることもあるんです。

なので、寝る前の部屋に虫よけとして使ったり、スッキリするアロマとして使ったりします。

簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください!

 

9.バケツもしくはオケ

バケツやオケは、手洗いしたいときに活躍してくれます。

とくに取っ手つきのオケは便利です。

片手ずつ、しっかり洗い流せます。

また、バケツも濡れタオルをつくるときに便利なので、1つ持っておくと助かりますよ。

 

10.小型扇風機・うちわ

小型扇風機やうちわは暑い時には必須です。

実際、当時は毎日起きている間中、ずーっとうちわで扇いでいたと思います。

扇いで風をおこせるなら、最悪下敷きや段ボール、薄めの雑誌でもOKです。

 

11.モバイルバッテリー

スマホなどの充電用に、大容量のモバイルバッテリーは必ず持っておくといいと思います。

当時は情報を求めて、ネットも電波も入らないスマホを散々いじっていましたから。

そうすると、あっという間に充電ってなくなっちゃうんですよね。

 

電気がないことへの不安からスマホを触ってしまうこともあると思います。

なので、スマホもモバイルバッテリーもフル充電で準備できたら完璧です!

 

12.虫よけグッズ

停電中は冷房が使えないので、窓を開けて涼むこともあります。

そのとき窓を開けていると、どこからか虫がはいってくることもあります。

 

そのときのために、虫よけスプレーなどの虫対策グッズを準備しておきましょう。

各部屋ごとに対策できると、極力虫に出くわさずに済みますよ!

 

13.ガスコンロ

食材を温めたくてもIHは停電中使えません。

ガスコンロであれば、温める調理は可能です。

 

うちはプロパンガスなので、台風による停電や、地震によるガスの供給停止の影響は受けたことがありません。

もし自宅がIHコンロや都市ガスであれば、台風だけでなく地震などの際にも卓上のガスコンロがあると便利ですよ。

※災害時は近所でのガス漏れの危険もあるので、情報を収集し、慎重に使用するかを決めてください。

 

14.マウスウォッシュ

停電中でも歯磨きはできます。

ですが、食べたあとに口の中を清潔にする意味でもマウスウォッシュがあると便利です。

ミントなどのス~っとする感じも、夏の暑い時期の口内を癒してくれます。

 

15.給水タンク

長時間にわたる停電中は、行政や自衛隊による給水所が設置されることもあります。

その際に給水タンクがあると便利です。

給水所でも簡易の給水用の袋が配布されることもあります。

持ち運びや使い勝手は、やはり給水タンクの方がいいので、1つは用意しておけるといいと思います。

 

16.クーラーボックス

クーラーボックスには、溶けても食べれるけど、極力溶けてほしくない食品を入れます。

わたしは、主にチョコレート菓子や飲み物を入れていました。

保冷剤や冷凍ペットボトルなどを入れておけばそれなりに食べられます。

※それ以外の要冷蔵・冷凍食品は3時間以上経ってしまったら廃棄前提で考えます。

自然解凍で食べられる冷凍食品は停電初日のうちに食べてしまう方が安全です。

 

17.保冷剤

台風が来るとわかったら、速攻で保冷剤を冷凍庫にINしましょう!

停電が起きたらクーラーボックス内で使うも良し、体を冷やすもよしです。

大・小あれば使い分けもできるのでオススメです。

 

18.泡で出てくるハンドソープ

停電中、手を洗うときにより便利なのが、泡で出てくるタイプのハンドソープです。

ふわふわの泡で出てきてくれるので、泡切れがよく、少ない水で簡単に流れてくれます。

使う水の量を抑えたいときには非常に便利なので、用意しておくことをオススメします!

 

19.置き型ランプ

置き型のランプは、部屋ごとやトイレ、廊下などに置いておけば手ぶらで移動できます。

ソーラー充電式のものにしておけば、日中充電して夜には使えるのでオススメです。

 

 

あったらよかったもの

ポータブルバッテリー

夏の長時間にわたる停電は、ものすごく暑いです。

そんなときに、扇風機だけでも動かせるレベルのバッテリーがあると、めちゃくちゃ助かると思います。

とくに、ペットや小さいお子さんがいる場合は、熱中症対策のためにもあると便利です。

スマホも充電できますし!

 

また、ソーラーパネルで充電できる場合は、気軽に使っても大丈夫だと思えて安心できます。

 

バッテリーは停電時以外にもキャンプなどでも活躍してくれるので、アウトドアの趣味がある方にもオススメです。

 

おしりふきシート・デリケートゾーン用ウェットシート

おしりふきシートデリケートゾーン用ウェットシートは、停電時本当に欲しいと思ったアイテムの1つです。

 

停電中は、デリケートな部分をキレイにする手段が限られています。

 

100時間にわたる停電時は、体はなんとか拭いて清潔にできますが、デリケートゾーンは下着の交換くらいしかできません。

なので、使い捨てできるおしりふきシートデリケートゾーン用のウェットシートがあると便利です。

 

普段使いもできるので、持っていて損はないんじゃないかな~と思います。

 

ドライシャンプー

ドライシャンプーがあると、髪を洗えないことによる不快感が減少します。

暑い時期の2日以上の停電は、髪が想像以上に油っぽくなります……

普段乾燥気味の髪でもベタつきました。

これがけっこうなストレスになるので、ドライシャンプーである程度清潔にしておくことをオススメします。

 

 

もしもの停電のために対策しておこう!

今回は100時間の停電中に必要なもの・あってよかったもの・対策などを紹介しました。

  • 飲食用のペットボトルの水
  • 懐中電灯
  • ウェットシートもしくはアルコールジェル
  • ラップと割りばし
  • 常温保存できる食品
  • ラジオ
  • 防災無線
  • 簡易トイレ

など、最低限揃っていると、停電時は非常に助かります。

 

台風は地震などの災害と違い、事前に準備・対策を行えるんです。

全部は無理でも備えておけば、少しの安心感は手に入れられます。

ぜひ参考に準備してみてください。

 

 

 

台風による停電時の後悔と対策方法について書きました。

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