今週のお題「最近読んでるもの」
今週のお題が「最近読んでるもの」だったので、今まさしく読んでいる本を紹介します。
私はシンプリストを目指して、今後どう動いていこうか勉強中です。
そこで、よく参考にさせてもらっているミニマリストの方々のブログでよく紹介されていた本がありました。
それが『フランス人は10着しか服を持たない 』シリーズです。
出版されてからだいぶ経ちますが、私は最近はじめて読みました。
『フランス人は10着しか服を持たない』では、中と外=暮らしと佇まいについて学べます。
どんな暮らしがしたいんだ?とか、どんな人になりたいんだ?と考えていた私にはピッタリな本でした。
どんな風に日常をシンプルに整えたいのか悩んでいる方や、意外と面倒くさがりな方にもオススメの本だと思います。
『フランス人は10着しか服を持たない』を簡単に
著者のカリフォルニアガールが留学先のフランスでお世話になったホームステイ先の貴族を通して学んだ、シックな暮らしや佇まい・意識が書かれています。
著者の失敗談も交えつつなので、より親近感もわくし、どんな風にやっていけばいいのかのイメージもつきやすい本です。
片づけや断捨離の際の基準も学べます。
『フランス人は10着しか服を持たない』
最初に出版された『フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~ 』
メインは暮らしや人の佇まい。
「シックに暮らしてみませんか?」という内容です。
※シックの意味
「chic」とは、洗練された、上品な、おしゃれなといった意味を持つ形容詞である。ファッションやインテリア、人物の雰囲気など、様々なものに対して使われる。例えば、洗練されたデザインの服や、上品な雰囲気を持つ人物を「chic」と表現することができる。
内容自体は、
- 食事と運動
- 身だしなみ
- 暮らし方
- 意識
などについて結構細かく書かれています。
著者に「こんな風にやってみない?」と提案されているような内容です。
なので、「読んだら実行する」を繰り返しやすいかなと思いました。
読んだうえで実行してみて真っ先に思ったのは、
物質主義に傾かなくなる=面倒が減るのかも、
ということでした。
いつまでもモノに執着して、部屋もクローゼットもパンパンみたいな物質主義は、日常のストレスや面倒をかなり生んでいるかもと。
『フランス人は10着しか服を持たない』を読んでからは、見出しにある
「誰に会っても自信を持っていられるか」
「イケてない服は一着も持たない」
「良いものを普段使いする」
などをちゃんと意識して、モノやコトを選ぶようにしてみました。
量より質重視です。
実際にマネしてみて、生活するうえでの面倒が減ったことで、持っているモノに対しての意識が変わりました。
面倒は意外とモノから発生しているかもと思えたんです。
だからこそ、自分のスタイルによく合っていて、お気に入りのモノであることが大切だなと実感しました。
やっぱりお気に入りのモノを使うって、日常を楽しくさせてくれるんですよ。
今後はさらに意識的に、お気に入りを主軸にして暮らしていきたいと感じました。
ここで大切なのは、暮らしの質を高めるために、わざわざお金を使えと言っているわけではないんです。
そこは意識の部分が大きくて、今あるものの中で自分のスタイルを作って、より心地良く暮らしましょうということなんです。
足るを知ってちゃんと実行すれば、ナチュラルで自分らしい質の良い日常を手に入れられます。
それに、日々のムダなストレスを減らして暮らせるなと。
あと余談なんですが、最初に「間食はシックじゃない」と見出しがあるんですよ……
初っ端からドキーッとしてしまいました笑
プリッツを食べながら読んでいたので、もう大反省ですよ、本当に。
なので、現在はシックであることを意識して食事を楽しんでいます。
気持ちは常にシックなパリジェンヌです笑
ズボラで面倒くさがりの私でも、『フランス人は10着しか服を持たない』を通して、少しばかり意識を変えられました。
「暮らしの質をちょっとだけでもいいから高めたい!」と思っている私と同じようにズボラな方にも、オススメの1冊だと思います。
『フランス人は10着しか服をもたない ファイナルレッスン』
シリーズ3作目の『フランス人は10着しか服をもたない ファイナルレッスン~「凛とした魅力」がすべてを変える』
「凛とした」と言われても具体的にイメージできますか?
どうしても曖昧なイメージになってしまう「凛とした」がわかるのが、この『フランス人は10着しか服をもたない ファイナルレッスン』です。
読むことで、見た目・コミュニケーション・心持ちについて学べて、「凛とした人」のイメージの解像度が上がります。
そして何より、実行しやすいように書いてあります。
実際に『フランス人は10着しか服をもたない ファイナルレッスン』を読んでみて、
凛とした人って、魅力的で美しくて格好いいなという印象を持ちました。
何が起きても冷静に対処できるし、身のこなしも自分によく似合うものを選ぶ。
そして、自信があって、とにもかくにも自分や大切な人たちをないがしろにしない。
こんな意識を持った方は、老若男女問わず凛としていて魅力的だなと思います。
いざ自分がいきなりなれと言われたら、なかなか難しい気はします。
ですが、完全になれないわけではないなと、読んでいて思いました。
また、「自分らしいスタイルを知ろう」というチェックコーナーなどもあり、ざっくりと自分らしいスタイルを知れるんです。
ただ、当てはまっているかというと微妙ですが……
参考程度にはなると思います!
この本を参考に、さらにどんな自分になりたいかを明確にして、暮らし・生き方・身だしなみを整えて「凛とした」佇まいと魅力を手に入れたいです。
1作目よりも、さらに具体的に凛とするためには、どんなことをすればいいのかを学べます。
シックや凛とした意識・心がけを学びたいならオススメな1冊ですよ。
暮らしに迷ったらまた読み直したい
『フランス人は10着しか服をもたない』シリーズは、暮らし方を整えたいときや、シンプリストを目指す過程で迷ったら、また読み直したいと思える本です。
1作目の『フランス人は10着しか服を持たない』では、暮らしの質の向上を
3作目の『フランス人は10着しか服をもたない ファイナルレッスン』では、凛とした魅力についてを学べます。
読んで実行を繰り返してわかったのは、
1つずつ質を大切にすることで面倒が減ったり、物事を楽しめたりするんだということ。
『フランス人は10着しか服をもたない』シリーズは、意外とズボラや面倒臭がりにほどオススメかもしれません。
意識的に面倒を減らしたいなら、ぜひ読んでみてほしいです!
まだ読んではいませんが『フランス人は10着しか服をもたない』シリーズ2作目もあります。
『フランス人は10着しか服をもたない』シリーズのコミック版もあります!
マンガの方が好きという方はこちらもオススメですよ。